2010年10月4日月曜日
2010年10月4日月曜日
有元利夫展
もう一月半ぐらい前の話しになっちゃいますが、有元利夫展に行きました。
彼の作品は毎年観ているのですが(小川美術館で)、庭園美術館でやるというのでノコノコ出かけていきました。
何回か観ている作品もあるはずなので、見慣れているから割にさらっと観る事になるのかなあ等々思いつつ、会場入りしましたが圧倒されてしまいました。
彼の本にデッサンについて書いてあります。
うまいデッサンといいデッサン、量と線のこと等、そんな事が書かれていましたが、デッサン力、こうゆう事かと脳しんとうを起こしてフラフラと帰りました。
がんばれ。
2010年10月8日金曜日
アルゼンチン戦
今日、サッカーの日本代表戦がありますね。アルゼンチン戦です。
10年くらい前までは、録画なんかしながらセリエAなんてよく見ていましたが、最近は全然観ていないので選手もよくわかりません。
欧州ビッククラブの選手も知らない人が多くなってしまいました。
よく見ていたのは、90年伊ワールドカップ〜02年日韓大会あたりまでなので、その頃の選手はほとんど引退してしまったかな。アルゼンチンといえば、ベロンはまだやっているんでしょうか?
まだマラドーナが現役で、ナポリいた時代ですから情報が古い。
あの頃に比べると日本も強くなったなあ。
アルゼンチン国旗の真ん中にいる人。
2010年10月12日火曜日
アトリエの雨戸を開け閉めすると、たまにヤモリが飛び込んでくる時があります。
本人、入ろうとしているんじゃないんだろうけど、バッと飛び込んでくるもんだからいつもびっくりします。
飛び込んではくるんですが、意外とどんくさく、なかなか出てってくれません。
手で取って外へ出してしまえば良いんですが、できれば手で触りたくないので紙などを使って追い込みながら外へ誘導をするも、壁から落ちたり、立ち止まったりと思っている方へは行ってくれず、いつもイライラします。
ヤモリは縁起が良いとされているらしいので、なんか良いことあんのかなあと妄想はしますが、今のところ特にありません。
しかし、入ってくるヤモリはなぜかいつもしっぽが短いです。
図のように家にくるのは、だいたいシッポが短い。
下の写真は前に撮ったやつです。
2010年10月13日水曜日
昨日はアトリエを出て、井の頭公園へ行きました。
こどもたちは「 ザリガニを捕まえろ!」と川へざぶざぶ入って木の棒でザリガニを挟んで獲っていました。(触るのはこわいらしい)
しかし、持って帰る術がなかったのでさよならしていました。
ハサミの一方が折れてたり、腕自体なかったり、満身創痍のザリガニが何匹もいました。
ザリガニ獲りのこどもたちとの格闘の末か、それとも繁殖のために戦ってそうなったのか。
戦っているようです
ザリガニのハサミ
彼女がとったわけではありません。
おちてたもの。
棒で挟んでとったところ
ザリガニ獲り
2010年10月15日金曜日
野中ユリ様 いらっしゃいまし
↑このように言うと、語弊がありますかね(笑)。
先日、野中ユリさんの個展を小さなギャラリーでやっていて、そこからアトリエにつれてきました。これは印刷物ですが、私が個人的に思い入れのある作家と野中さんとの共作で出された本の、一頁です。みんながいっしょにアトリエにいると夢想して…一人、感無量なのです。うーむ。
先日コンペに出した絵に、額装をしようと思って額屋さんに行きました。
コンペでは、落選しちゃって「かわいそうなヤツだ」と思っていましたが、額屋さんでは元気に毒々しい魅力を振りまいて、描いた者としては嬉しい気持ち。なんだか楽しくなりました。
大きさ測って、どこに置こうか考えて、早くカワイクしてやって、アトリエにつれて帰りたいなあ。
2010年10月17日 日曜日
額作り
2010年10月20日水曜日
僕は、いいところへの入り口を示してくれる、そんな物事に接した時の感触を、すぐに忘れてしまいます。
入り口がぽっかり開いた状態にし続けたいと思っているんですが、嫌な癖がついていて、なにか違うことをすると忽ちに自分で入り口を消してしまう。
入り口が閉じるというより、その入り口の場所さえもわからなくなり、入り口という存在さえも忘れて消してしまうんです。
記憶のように 思い出す ということをして 思い出す ようなことではありませんので、きっかけが大事なんですがそのきっかけは何なんだかよくわかりません。
静かにしていなくちゃわからないんじゃないかと思うんですが、静かにしていることが、そう簡単にできそうもありません。
癖
2010年10月22日金曜日
111のお菓子原料とものづくり
「ものづくり」と「お菓子原料」…全然関係ない事のようですが、ちょっとだけ思うところがあります。
アトリエのお菓子はなるべく国産原料を使うようにしています(お菓子の基本である 小麦・砂糖・卵は、すべて国産です)。
「自分の身の回りにある物は、ぜんぶ自分で作りたい。」いわゆる自給自足という事ですが、私はそれが今の世の中ほとんど不可能だと知りつつも、この原則から足を洗えません。自分を助けてくれるご飯やお菓子、おいしい飲み物、野菜やお肉…。私を楽しませてくれる本や絵画、服や小物、布や紙…。身の回りから無くなっては一大事と、その作り方はとっても、とっても、気になるのです。
ものづくりも、お菓子作りも「どんな材料で、どうやって作るか考える」と、いう点で共通していると思います。
「国産の原料」とは、私にとって「自分のうちでできるもの」という感覚です。
十代の頃、北海道で酪農の実習と称して牧場で働かせてもらいました。その時、毎日の食事に、「この辺を走ってた豚」「昨日まで牛舎にいた牛」「さっき搾ってきた牛乳」「今もいできたトマトやアスパラ」…とめくるめく命が自分に吸収されていきました。自分を構成していくものが、こうして目の前で生きている事のすごさ。この命のやり取りを、「自分のうちでできる」というのは、とてもいいなあと思います。
…とはいえ「日本にはないおいしいもの」も大好きなんですけどね。。。