12月11日 日曜日
豆本WS
12月11日 日曜日
豆本WS
はじめは、小さなキットだった・・・。
折り進み、縫い進み、切り進み、貼り進み、するうちに、だんだん「本」になっていきました。
本文が硬い表紙につつまれた瞬間、みんなから小さな歓声が上がります。
(皆さん小さいものを息をこらえて作るため、いつしか小声になっていくのです)
緊張に硬くなっていた表情もフワーッと解放されて、皆さんの手のひらに、今生まれたばかりの本が鎮座している事がとても愛おしいような感じがしました。「かわいいのができた」と口々に言葉がこぼれます。
今回は、とても小さな(縦4㎝に満たない)ハードカバーの本を作りました。
小さな部品をなくさないよう気を配るのに加え、のりを入れたり定位置に貼付けたりするのにも一苦労。何しろコンマ数ミリが大きな差を生む状況です。爪楊枝すら「太すぎる!」と感じるほどに、ミクロな視界を持って皆さん帰途につきました。・・・世の中は、なんて大雑把なんだろう。
次回は箔押しに挑戦!バレンタインカードを作ります。
2012年2月5日(日)予定です。
昭和テイストの我家の屋上。
(築昭和38年の集合住宅)
東には目を凝らすとスカイツリー。
西は空がきれいなら富士山が見えます。
作りが古いので、部屋の間取りも面白くて好きですが、近年は人とものが増えてぐちゃぐちゃです。
12月6日(火)
我が家
12月10日 土曜日
道具よ今夜もありがとう
今回も、いろんな道具及び材料に助けられた。
あまりこだわる時間がなかったので、「これでいいや」と思われるものを寄せ集めて作る。
妥協しているようでイマイチな風に聞こえるかもしれないが、私はこうしたものづくりが結構好きだ。はじめからイメージを決めてかかると、ガチガチになって手が動かなくなる。その方が、怖い。
ゆるゆると、目の前にあるものとイメージとをすりあわせ、お互いが折れられるところは折れて頂きつつ、譲れぬ主張は通してもらう。そうしてものが無言の話し合いのうちにできていくので、結果的には想像していなかった、予定していなかったものができる。
私は年内に詩集を作らねばならなかった。どーしても。
それに向かって、時間、手間、技術、材料、道具・・・それぞれ許す限りの、可能な限りのもので期限までにカタチにする。
浮かんでは消える数百数千のイメージのうちのほんの一握りが、カタチを得る事で詩になったなら、その標本箱を一つ、自分の手で作ってやりたかった。というだけなのですが。
12月27日 火曜日
小さな上映会
「小さな上映会」その名の通り、8名も入ると満員です。
今回は、「水玉の幻想」「プロコウク氏の発明」「クリスマスの夢」を昼の部に。
「女は女である」「突然炎のごとく」を、夜の部に上映しました。
テレビ画面で見る映画も決して悪いものではありませんが、部屋を真っ暗にして、大きなスクリーンに写し、ボリュームを上げて観ると、今まで見えなかった事や音に気がつき、観た事のない新しい映画を観ているような気がしました。
以前友人に、『映画は映画館で見なきゃ。』と言われ、『まあそう(劇場用に)作ってあるしね。』などと知った風な返事をしましたが、其の差を初めて実感したように思います。
作品の密度、秒単位の感覚が、ミリ秒になるような…。
良いものを観ると魂が浄化されます。
僕は感動して、2、3日気分が高揚してしまいました。
12月28日 水曜日
クライミングキッズ
Vol.5
冬休み中なので、参加が少なくなるかと思いきや、いつものように大勢の方が来てくれました。
前回登ったトップロープはできませんでしたが、今回は課題を多く作ったので、その分たくさん登れたのではないかと思います。
また今回は、安藤知子さんにお手伝い頂き、アドバイスも貰いました。「小学生くらいからは人のクライミングを見て互いに刺激しあうような状況も作りたいね。」というお話し。
現在は各々で登っている事が多いですが、同じ課題を数人でトライできると仲間で盛り上がり、また工夫して登る楽しさも加わるのではないかと考えています。
自然にお友達同士、同じ課題を登りあって楽しんでいる事はこれまでもありましたが、意図的に状況を作る事も考えようかと思った次第です。
※あんまり状況を作りすぎてしまうと、つまらなくなってしまいますので、難しいところですが。
なんにせよ、子供達は楽しく登ってくれているので、ありがたいです。
また、1月の日程が決まりましたらお知らせします。
よろしくお願いします!
※左下の写真は、知子さんのデモンストレーションを見ているところ。