2011年3月4日 金曜日
2011年3月4日 金曜日
↑ の展覧会は3月半ばまでですので、みなさんどうぞ足を運んで見てください。
このところブログが書けていない。
アトリエにいる時は何方かと話していたり、子供と格闘してしたりで、いざ人が居なくなると用事で外出してしまい、パソコンに向かってポチポチ書く時間が無くなってしまっていました。
もうちょっと要領よくできそうなんですが…。
あと、上野の森大賞展で一つ入選しました。
また、お知らせします。
サンロード商店街の入口にチラシなどを置くラックが設置されていまして、そこにアトリエ111のチラシが置けないかと思い、気が向いた時にサンロード事務所に問い合わせの電話をしていました。
吉祥寺という事でなかなかの人気らしく、空きはほとんど出ないと言われ、空振り続きでしたが先日ひょっこり空きが出て、運良く一つ使えるようになりました。
吉祥寺駅北口からサンロードに入ってすぐ右手にあり、アトリエのチラシ入ってます。
イベントなどのチラシも入れますので、よろしくお願いします。
明日は、いよいよ第2回「ユメヲ カタチニスル」です。
今日みたいに寒くないといいなあ。
今からでも来られる方、どうぞお出で下さい。
※写真と文は関係ありません。
サンロード
2011年3月5日 土曜日
ユメヲカタチニスル
各人がユメを持ち寄り発表した後で、制作→発表会といたしました。
のんびりした・心穏やかな夢、不安だけど・美しい夢・・・
みんなでその夢に歩み寄り、その夢を味わい・感じる時間でした。
話に聞くだけでなく、その夢が実際に形になって現れると、なんともいえない夢見手の視点。
発表会で、描いた人から作品について聞くときは、その世界からあがって来たばかりの臨場感に、ため息が出ました。
絵を見ながらその夢を共にしているような、まさに夢見心地な会でした。
様子はこちらから
ユメの会
2011年3月7日 月曜日
ラック
2011年3月10日 木曜日
サンロードのラックにチラシを置かせてもらえることになりました。
日サロと教習所に挟まれています。
「詩人の会」等のお知らせもチラシと一緒に置いていますが、これからさらに「子どものクラス」のチラシも入れて置こうと思っています。
吉祥寺によった際には、どうぞ持って行ってください。
日サロに負けないぞ!
2011年3月15日 火曜日
小学2年か3年の時にKが転校してきた。
彼は、当時発売したてのファミコン(四角ボタン、灰色コードの超初期型)を懸賞で当てたということで、僕は嬉々としてKの家に遊びにいくようになった。
Kの家にはファミコンの他にもカセットビジョンやセガから出ていたゲーム機もあったり、プラレールもあったりして、とにかくゲームやオモチャがたくさんあって、さらには駅前のゲームセンターにも繰り出してしまうという、なかなかのぼっちゃんだった。
そして僕もたびたびKとゲームセンターへ繰り出すようになり(Kのおごりで)、ちょこちょこ通うぼくたちの腕前は着実に上がっていった。
(マリオブラザースでは度々ハイスコアをマークし、僕らの周りには人垣が出来る事も多かった。)
いつものようにKの家へ遊びに行き、おばちゃん(Kママ)からいただくミートソーススパゲティを食べていると、突然家がグラグラ揺れだした。
僕はそれまで経験した事のない揺れにボーゼンとしていると、おばちゃんはダダダッと駆け寄り、僕とKを懐に抱きかかえ、ガッチリと守ってくれたのをよく覚えている。
Kとは高学年になる際のクラス替えで、別々のクラスになってしまったが、その後もちょくちょく遊んだ。
高学年になると、Kはポツポツ学校を休むようになり、6年生の時には一度も登校しなかったようだ。
学校へ来なくなってからもKのうちへは数回遊びに行ったが、来ない理由はよくわからなかった。
今頃どうしているのか。
通りかかったので入ろうと思ったら…。
2011年3月24日 木曜日
チャリティーバザー
地震があってから、なんだか悪い夢の続きを見ているようで、半ばボンヤリとして日々を過ごしていました。イメージがカタチになりづらく、黙する事しかできないような心境です。
そんな中、アメリカにいる古い友人が、募金をしたり、チャリティーコンサートを開こうとしたり、何か力になろうと動いているのを知りました。その手があったか・・・やっと、イメージが少しカタチになりだしました。
「手伝う」というコトバの語源はよく知りませんが、字だけを見るとなるほど、と思います。
手が伝える。手で伝える。手から伝わる。
手は、何を伝えるのだろう。手伝う人の力、労働、その他必要とされるもの、その想い。
地震で大変な目にあった人たちに、直接会って伝える事はできませんが、アトリエでみんなが手作りしたもので伝える事はできるんだ、と思いました。
・・・ちょっと、こじつけっぽいけど(笑)ともあれ、チャリティーバザーを行います。
売り上げは、全額寄付。
これに賛同して、アトリエ111と一緒に手作りの品を売ってみたい、と思われる方がありましたら、参加していただきたく思います。お問い合わせください。
こどもたちの作品を更新します。(work children)
何をやるのかは「自分たちで決める!」ということで、いつも手探りでやっている事もありまして(設定する事もありますが)、制作している間に対象が変わったり、イメージが飛散してしまい、カタチにならずに終わってしまう事もあります。
自分の決めた事を狙い定めて制作する事ばかりが良いとは思っていませんが、こどもたちの制作の結果である「作品」をもっともっと一緒に作りたいと思います。
2011年3月23日 水曜日
こどもの作品
2011年3月29日 火曜日
朗読と酒
僕は当初、朗読するつもりは無く「千」(企画者)や、来られた方でやってもらおうと思っていたので、やる段になってあわてて詩らしき物は無いかと探しまくり、とりあえずパソコンに入っていた散文の中から一つ、かろうじて意味の分かりそうな物をつっかえつっかえ読ませていただきました。
まあなんというか、びっくりどきどきでした。
朗読後は、ワインを片手にいろんなお話しをさせて頂き、とても楽しい会になりました。
僕のように酒が好きな人間は、それ目当てでも良いのかも知れません。
僕は「詩の朗読」は初体験でありまして、やる前は向いてないと(向いてる向いていないじゃないですが)敬遠していたわけですが、時間が経つにつれじんわりと僕の中でうまみを出してきているようで、次までに幾つかこさえとこうと思っている次第です。
酒と言えば昨日も飲み会。(前の学校の人たちと)
先週の火曜日も飲んだ。2ヶ月に一度くらいの割合で行なわれているK氏との会合では、ここ2、3回立て続けにふらふらになる失態を続けている。
自分だけガバガバ飲んでしまうワインがいかんのでしょう。(K氏はあまり飲まない)
次は控えよう。
3月31日木曜日
詩の朗読とは直接関係ないようですが、自由連想的に書いてます。
アーノルド・ローベルという児童文学作家(?絵描きさんでもあります)が、好きです。
私は、「わかりにくいのは、キライ。しかし、わかりやすすぎては、ツマラナイ」という、少々あまのじゃく的なところがあります。
アーノルドさんの本はいつも、お話しの中に隠されているメッセージのような物、そのものズバリを描いていません。
「おはなし」という乗り物に、カタチにならない理不尽や、無秩序、しかしとても味わい深いものたちを、ふんわり、上手に乗せています。
なんか変、どうもおかしい、ありえない、理屈で考えたらばかばかしい、とさえ思えるようなこと。
しかし読み終わった後は、懐かしい自然にふれたような、何とも緩やかな気分になるのです。なんという、不思議。
思えば、私たちは効率の良い、理にかなったものを日々追い求めていて、「そんな事して、何になるの」と思うような事には否定的です。でも人は機械ではないし、因果関係やナニガシかの理論に従って生きているわけではない。生身であるということは、輪郭のぼやけた、ゆらぎを抱えているものだと思います。
生きることの意味や目的の隙間は、狭いようでとても深くて、そこには一生かけても汲み尽くせないほどのものがはびこっているような気がするのです。
前置きが長くなったようですが、詩を作るわけは、その隙間に生まれたかわいい子たちを引き出して、ホコリをはらって磨くため。
玉のような子が、各人のコトバの中にピンピン飛び跳ねているようです。
詩人の会は、その誕生の喜びを祝うような会です。
この会のため、初めての方々が来てくださいました。
その方達の詩と生は、アトリエで初めて重なり、更なる滋養を隙間の子たちに与えたように感じました。
詩人の会と、諸々思うこと