母の日の、アリガト豆本。

今回も、皆さんまっさらなノープランでいらしてくださいました(笑)。

いつもアトリエのWSは、皆さん何も準備なしでいらっしゃる事が多いです。

現場に来て、見本を見て、コレも良いな、コレをこうしたらどうかな、コレとアレをくっつけてみたい・・・などなど。その場でパパパと考えて、すぐに手を動かし始めます。

今回は、切って綴じるだけ、ハサミと針と糸、後は革と布まかせのかなりやさしい風合いの作りだった為もあり、一人2個ずつ作る事が出来ました。

中身の布と表紙の革とのバランスを考えたり、使う糸やボタンを選んだりする作業は真剣です。ホントに一つ違えば表情が変わる、ちょっとした事で「自分のもの」になるか、ならないかが決まるという感じです。

みなさん何とか作品を仕上げ、お母さんへのメッセージ(作っている時はそれどころじゃない感じでしたが)を・・・落ち着いて、心を込めて、はんこ押し。一つは自分へ、もう一つはお母さんへ、という考えもあったようでした。

出来上がったかわいい子達、とくとご覧あれ。

2012年6月2日(土)

遅ればせ、アリガト豆本報告

ぽけっとぽけっと。

今回は3歳のかわいいお客さんも、一緒に制作を楽しみました。

今回は皆さん比較的大きめのポケットに。なんだか色々入れられそうで、楽しそう。


アメ玉、チョコレート、消しゴム、小さくなった鉛筆、外で拾った小石やドングリやきれいなボタン、切符や定期、PASMOなどなど・・・ポケットは何もモノを入れるだけが楽しみではありませんが、どうやって使おうか、考えながら作るのも楽しいもの。だっていつも一緒にいられるんですもの。

今回は、カメラが壊れていたので、写真をアップする事が出来ず残念ですが、拙い言葉で申しますと「みどりの森の熊さん(お口の中にはなくならない魔法のイチゴ入り)」と、とても夜には現れなさそうな「ピカピカピンクのオバケちゃん」。それから「カエルのような、地球外生物のような、見たことないのに親近感の湧く生き物」、以上三つのかわいいポケットが出来ました。

・・・でもそれだけでは寂しいので、下に幾つかアトリエの新作を。あしからず。

お待たせしました、豆本WS。


今回は「小口染め」という技法に挑戦です。

よく見かける小口染めは、黒い手帳などの本文を束ねた層に金箔などをはって、横から見ると金ピカにしてあるやつです。それを今回はパステルを使って染め上げました。


まずは厚みを出す為にいつもより多めの紙束を折って一折のノートを作ります。色は小口が映えるように、白一色で。丈夫にするため寒冷紗を貼ってから糸綴じしましたが、針が通らずかなり苦戦しました。

カバーも白の張りのある紙を使い、背を四角く折り出してくるみます。


それから中身を手締めのプレス機(製本家の山崎曜先生に習って作った、アトリエ111お手製です♪一応販売もいたします)で本文をはさみ、小口をグッと締めて、染めに使うパステルが本文に入り込まないようにします。


お化粧に使うスポンジに軽く水をつけ、パステルの粉をクリクリと擦ってなじませたら、紙の筋に向かって垂直になるようにパステルを擦り付けていきます。

そうして何度か色を重ねた後、手ぬぐいなどで乾拭きをし、蜜蝋を刷りつけた紙で上からこすり、蝋で色止めをしていきます。紙にパステルが付かなくなって来たら、へらで小口を更にこすり上げ・・・完成!


ご自宅から持って来てもらった文庫本の小口も染めあげて、又少し違った味わいになった本をお持ち帰り頂きました。一度読んだ本でも、初めて目を通す本でも、なんだか特別な気持ちになります。

2012年6月3日(日)

2012年6月1日(金)

ポケットポケット報告

←息子の描いた絵を、ポケットにしました

昨日はクライミングキッズでした。

子ども同士で指示しあいながら、盛り上がっていましたよ。

そういえば昨日は、女子率が高かったです。

どうした男子。

熱血指導中

一緒に登ったら危ないです

どう登るか。話し合い。

2012年6月19日(火)

大きいホールドを抱えながら、上手く足でバランスを取っています

2012年6月20日(水)

アトリエの近くで子どもが亀を発見!(もう2週間くらい前)

そのまま放っておいたら車に敷かれると思い、とりあえずアトリエで確保。

しらべてみると、ゾウガメの仲間のギリシャゾウガメという種類の亀のようで、飼うとするとなると、1mくらいの水槽とカメを暖める為のライト、下に敷き詰めるもの、カメが身を隠せるような何か、が要るそうで手間はかなりかかる。そしてその辺に放すのもダメという事が分かりました。

見つけた子達は「飼いたい飼いたい」とハッスル。ライト当てなきゃいけないぞとか、大きい水槽も必要だなどと行っても聞きません。その後、お母さんに訴えていましたが、即却下されていました。

井の頭自然文化園に問い合わせた所、「うちでは引き取れないが、交番に届けたらよい」という事で、生き物も交番なのかと思いつつ持って行きました。

その後、警察から連絡があり、飼いたい人が現れてもらわれたという事で、よかった。